FXの始め方・入門編

FXを今から始める人に、まずは抑えておかなくてはいけない、仕組み
や用語を説明していきます。

専業トレーダーの方も、まずはここから始めた基礎の中の基礎となり
ますので、しっかりと覚えていきましょう。

また、この入門編は、巷で売られているFX本を10冊~20冊分、大切
なところだけを切り抜いてまとめた内容でもありますから、ここを読
むだけでも、本を買わずに、節約につながると思います。

まずFXとは、foreign exchange の略で、直訳すると、外国のもの
と交換するという意味です。

ですから、日本円と米ドル、日本円とユーロ、米ドルとユーロのよう
に、通貨同士を交換するという意味になります。

また、正式名称、外国為替証拠金取引と言います。この証拠金取引と
いう言葉をまずは覚えて下さい。

証拠金取引とはいったい何か?

というと、

証拠金(保証金とか担保というイメージ)を証券会社に預けると、
その25倍の金額を借りて取引が出来ますよ!

という事です。

なので、100万円を証拠金として預けると、その25倍の2500万円を
取引出来るという事です。

これが、レバレッジと言われるもので、良く例えるのが、
テコの原理です。

小さい力で大きな物を動かすという事から、レバレッジとは、小さい
資金で大き
な取引をするという意味です。

ちなみに、日本国内では25倍と決まっていますが、海外では無制限と
600倍とか200倍とか、国によって様々です。
日本も過去無制限でし
たが、規制によ
り、50倍になり、現在は25倍です。

法人口座では、25倍とはなっていませんので、より大きな取引をした
い方は法人口座や海外口座での取引を検討するのもよいでしょう。

しかし、レバレッジ(25倍)という話をすると、そんなに大きなお金
を扱うのは怖いと不安に思う方も多いですよね。

でも、そこは安心して下さい。実際には1倍~25倍と、ご自身でコント
ロール出来るのです。少し誤った表現になるかもしれませんが、初心
者の方は、そのように覚えるのがまずはいいでしょう。

ですから、決してリスクの高い取引ではないという事を、まずは理解
して下さい。

具体的に株と比較してみましょう。

 

例えば、東京電力の株価ですが、東日本大震災のあと、約3カ月で株価
10分の1になりました。
2000円が200円になったという事です。

もう少し前に遡ると、ライブドアなどは、紙切れ同然の価値になった
事は、テレビ
で見た方も多いのではないでしょうか?一時800円あった
株価も、上場廃止が決まった最終取引日は100円を切りました。
上場廃
止ですから、実質0円という見方も出来ます。これが株の世界です。

では、通貨(FX)はどうでしょうか?皆さんの目の前にある1万円が3
カ月後1000円になると思いますか?

ライブドアが世の中でどんなに騒がれて上場廃止になろうと、大きな
地震による
未曽有の危機が来ても、この国の円の価値はそれほど大き
くは変わらないのです。

100円は100円、1000円は1000円なのです。それだけ世界では信用が
ある国であり、信用のある通貨なのです。

なので、通貨というのは、変動せず、安定するというのが、株とは大
きく異なります。

株は、上がれば上がるだけ良いわけですね。会社が市場からお金を集
める為に株
券を発行するわけですから、株券1枚辺りの価格が高い方が
いいわけです。

しかし、通貨は、とにかく安定するというのが、最大の使命です

10万円のテレビが昨日は100万円で、明日は1万円になっているなんて
事が起きたら、とても不便ですよね?

なので、各国政府(中央銀行)は物価を定させる(通貨の安定と一緒)
というの
が最大の使命になるわけです。

安定しているという事は、値動きがないという事ですから、そこで取
引している人達は儲かりません。

100円で買った物が、いつまでたっても100円のままでは儲からないで
すよね?
なので、動いた価格の25倍というレバレッジをかけて取引す
るという事です。

更に、先程も説明したように、1倍~25倍とコントロール出来ますか
ら、非常にリスクが低い取引と言えるのです。

次に覚える事は、FXの特徴です

 

① 少ない資金から始める事が出来る

レバレッジを使って、少ない資金で大きな取引が出来るという事。
これは先程話をしましたね。


② 24時間、365日、いつでも取引可能

24時間、365日為替市場はOPENしているので、いつでも取引が
出来ます。

これはどういう事かというと、例えば日本市場が終わる頃に、ロンド
ンがオープンし、ロンドンの午後頃にニューヨークがオープンして、
ニューヨークが終わる頃に、東京がオープンするというイメージです

実際には、為替市場というのは、株式市場などの証券取引所のような
建物があるわけ
ではなく、インターネットでの世界ですから、オープ
ンもクローズも本来はありませ
ん。

ですから、東京がOPENとか、ロンドンがcloseとか、そういう表現は
正しくないのです。わかりやすく説明すると、そうなるというだけです

更に、本やブログなどで、各市場(東京・ロンドン・ニューヨークが世
界の三大マーケット)のオープン時間が記載されていますが、これらは
為替市場ではなく、株式市場のオープン時間を目安に、為替市場も取引
がスタートするという事になります。

そして、その記載されている時間が若干異なるのは、夏時間や冬時間が
あるのもそう
ですし、ヨーロッパでは、ロンドンの前にドイツやフラン
スがOPENになる事や、アメリカもニューヨークとロスでは時差が3時
間ありますから、それらのズレだと思って下さい。

そして、更に365日、為替市場は動いていますが、我々日本と同じく、
多くの先進国では休日になる為、誰も取引をしません。

ですから、相場も動かないのです。

その為、動かない時間を利用して、証券会社はメンテナンスをします。
ですから、土日は取引そのものが出来ないです。

365日動いてはいるけど、証券会社休みの為取引出来ないというのが
正しい認識になります。

ちなみに、土日が休みでない国があります。それはイスラム教の国で
す。イスラム教は、
金曜日が休日になる為、土日は我々で言う平日です

ですから、どうしても土日も取引したいという事であれば、イスラム
圏の証券口座を
開けば取引出来ます。

何れにせよ、さほど重要な事ではありませんので、細かい事は気にせ
ず、今から言う事だけ覚えて下さい。

FX24時間・365日取引可能、ただし、土日はお休み。
東京は6時~、ロンドンは17時~、ニューヨークは22時~スタート、
この事だけで十分です。


③ テクニカル分析とファンダメンタル
分析の
2種類がある

相場を分析する方法として、チャートを分析するテクニカル分析と、
各国の経済を分析するファンダメンタル分析の2種類があります。

ただ、個人トレーダーであれば、間違いなくテクニカル分析を勉強し
た方が良い
でしょう。それは、ファンダメンタル分析は、とても複雑
で取引に向いていないからです。

よく、経済アナリストがファンダメンタル分析をニュース等で話して
いますが、専門家ですら、経済の分析が異なりますよね?

もう少し円高が進むと言っている人もいれば、もう下げ止まり円安に
進むという人も
います。

このように、どれだけ経済を分析してもわからないというのが本当の
ところでしょう。

また、長期的に判断するのはファンダメンタル分析でも良いのですが、
日々トレード
をする個人トレーダーは、もっともっと短期間で分析を
しなくてはいけませんので、
そういう意味でもファンダメンタル分析
難しいでしょう。

更に言えば、経済は常に変化していきます。
れを毎日毎日終わりなく勉強しなくてはいけないというのは、正直
大変ではないで
しょうか?

その点、テクニカル分析は、ある程度覚えてしまえば、それほど大き
くは変わりません。

そして、FXに限らず、株、原油や金、とうもろこしや大豆等、あら
ゆるチャート
で応用がききます。ですから、個人トレーダーの方は、
間違い
なくテクニカル分析を学んでいく事になると思います。

では、テクニカル分析とはいったいどんなものなのでしょうか?

というと・・

過去に相場がこのように動いたから、今後もこのように動きではな
いのか?という統計学です。

例えば、ドル円が125円になり、その後120円まで下げたとします。
そして再度125円になった時に、この前と同様に、また120円まで下
げるのではないか?

という分析をする事です。

更に具体例を出すと、東日本大震災(3.11)が起きた際に、通常であ
れば経済が弱くなると判断しますよね?

東京電力では一部停電などもありましたし、色々な企業がダメージを
受け、
復興する為には多額の資金が必要となりました。

ですから、日本経済は弱くなると判断し、円安になるのが通常の考え
方です。
しかし、実際には史上最高値をつけるほどの円高になりまし
たね。なぜでしょうか?

それは、1995年に阪神淡路大震災起きた際に、地震が起きたにもかか
わらず、円高が進みその後史上最高値をつけました。

ですから、今回も地震の後は円高が進み、史上最高値を目指すのではな
いかと多く
の方が分析したからなのです。

その時のチャートがこれです。ちなみに、一見するとグラフのように見
える、下の図がチャートと呼ばれるものです。

 このように実際の経済とは異なり、過去の価格とその背景を基準に、
チャートから読み解く分析方法がテクニカル分析なのです。

ここでも、要点をまとめると、相場を分析する方法は2種類あるが、素人の我々が扱うのはテクニカル分析が現実的ですよという事。

そしてテクニカル分析とは統計学なんだよという事です。

具体的な分析方法は、もう少し先に話すとして、我々はテクニカルで相場を分
するんだと思って下さい。

④ インカムゲインとキャピタルゲインを
知ろう

インカムゲインとキャピタルゲインは、FX用語ではなくて、経済用語に
なりますので、特別難しい事ではありません。

金融商品や投資には、この2種類の儲けがあるよという事です。
具体例を出していくので、イメージを掴んで下さい。

例えば株

オリエンタルランド(東京ディズニーランド)では、

キャピタルゲインにあたるのが、株価の上下による収益、
インカムゲインにあたるのが、株主が貰える配当(ディズニーランドの
1日券など)

スターバックスでは、
キャピタルゲインが、株価の上下による収益、
インカムゲインが、株主が貰える配当(コーヒー無料券など)

それから不動産で例えると、
不動産のキャピタルゲインは、売買益です。
3000万円で買った家を3500万円で売れば500万円の利益という事
ですね

そして不動産のインカムゲインは、家賃収入です。3000万円で買
った家を、1ヶ月70万円で貸せば、その70万円が家賃収入となりイ
ンカムゲインとなります。

 

では、FXではどうでしょうか?


まず、キャピタルゲインは、価格の差益となり、ドル円を100
で買い、110円で売れば10円の利益となります。

インカムゲインは、スワップポイントと言って、金利差というも
ので、金利差から得られる利息ということです。

その計算方法や仕組みは、こちらで解説していますので、そちらを
どうか参照下さい。
ただ、とくに覚えなくていいです。

なぜなら、金利差から得られる利息を、各社計算してその一覧をHP
で確認出来るからです。

こんな感じです。見方は説明しませんが、このように証券会社には一
覧があるという事を覚えておいて下さい。

FXでのインカムゲイン(スワップポイント)の説明を省いています
から、少しわかりづらいかもしれませんが、ここでしっかりと覚え
て頂きたいのは、皆さんが取引をするのは、キャピタルゲインであ
って、インカムゲインではないよという事です。 

1年間取引して、スタバの無料コーヒー券10枚とか、ディズニーの
チケッ3枚とか、そういうのを望んでいませんよね?

FXでもスワップポイントは微々たるお金にしかなりませんので、
しっかりとキャピタルゲインで収益をあげるようにしましょう。

⑤ まとめ

一言でいいます。

テクニカル分析でキャピタルゲインを狙う

そういう取引を学んで下さい。

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