証券口座の選び方

FXにおいては、証券会社というよりも、FX口座とかFX取引業者と
いう言葉の方がわかりやすいかもしれません。勿論、証券会社でも
扱っていますので、証券会社と
FX取引業者って違うの?とか考えな
いで下さいね。

以下、FX口座で説明していきます。

判断基準は4つのバランスです

私はバランスという言葉が好きですし、やはり何においてもこのバ
ランスが重要だと思っています。なので、自分にあったFX口座を選
ぶ際にも、バランスを重視するといいのではないでしょうか。

ハッキリ言って、どこのFX口座がいいのか、ズバ抜けてここが1番み
たいなところはありません。各社、力を入れているポイントが異なる
ので、それらをしっかり理解すると良いでしょう。

それでも、大きな差はさほどないのが現状です。携帯電話会社3社の
ように、料金体系、本体のデザイン、CM、電話状況、などほとんど
変わりませんよね?

ちょっと前は、ソフトバンクにしかiphoneって無かったけど・・とか
、電波がね・・・とか、ドコモにもimodeなんていうコンテツもあり
ました。それでも、今は、本当に全くと言っていいほど同じですよね

実は、FX口座もそんなもんだと思って下さい。金融で例えるなら、
みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行と例えてもいいかもし
れません。とにかく、覚えて貰いたい事は、どこのFX口座を選んで
も、大体同じだけども、ほんの少しだけ特徴があるよという事ですね。

 

それでは、判断基準4つを説明します

 

① 会社の信用度

これは、会社の規模という事です。例えば、資本金とかグループ会社
とか、設立何年目なのか(継続性)とか提携銀行は何社くらいあるの
か等です。

その他、口座開設数であったりとか、取引量であったりとか、新規口
座開設数とかですね。よくCMで、うちの会社は業界NO.1というのを
見ますが、何のNO.1かはさておき、大抵はそれなりの会社ではないか
と思います。

ただ、問題は海外のFX口座です。これは、何とも調べようがなく、小
さな会社も多いのですが、その見分けが難しいと思っています。

会社の信用度をどうして気にするのかというと、それは、破綻した際
に口座にあるお金がしっかりと手元に戻って来るのか?という事に尽
きると思います。

通常、証券会社は、お客様の預かり金と会社の資産を別に保管するな
ど、各国で厳しく規制されています。日本では、信託保全と言って、
仮に会社が倒産したとしても預かり金は100%返金される仕組みがあ
ります。

では、海外では?となると、各国異なるので全て把握しきれていませ
ん。ただ、海外の方が日本よりも、分別保管と言って、仕組みそのも
のは優秀です。

しかし、それでもトラブルはあります。

具体的には、私の友人がアメリカのFX口座を開いたところ、1度も取
引せずに会社が倒産してしまいました。仕組みは優秀ですので、破産
管財人(会社の資産を管理し債権者に分配する人)から手紙が来たそ
うです。

内容は、間違いなく返却していきますが、アメリカ人優先の為時間が
かかりますと。3年経って、約4分の1が戻ってきているという事でし
た。勿論、今後も返済は続きますし、騙されたわけでもなんでもなく
、仕組みそのものは立派で公平に手続きが進んでいます。でも、実際
に皆さんはこの状況をどう感じますか?

それから、日本では倒産した場合、信託保全があるので100%返却され
ると話しましたが、その国の法律により2000万円までは保証しますと
いう国もありました。銀行のペイオフ制度のような仕組みですね。

私はそれを知らなかったのですが、口座開設の際に英語でその規約が出
てくるそうです。でも、規約って皆さん事細かく見ますか?見なくては
いけないのはわかっていますが、それが英語となると・・とか、説明の
言葉が難しくて・・というのが本音でしょう。

最近は、海外のFX会社でも日本語のページを用意していますので、その
辺りは改善されていると思いますが、根本的にその国の法律を知らない
と、万が一の時に困る事になります。

ここまで読み進めてもらうと、国内の方が良いのではないか?と偏った
意見になってしまいますので、誤解を与えない為にも言っておくと、シ
ステムそのものは海外の方が進んでいます。

それから、実際に、倒産したという会社はそれほど多くありません。更
に大手の海外FX業者で返金されなかったなんて話も、正直聞いた事がな
いのが現状です。

その他、近年、日本の企業が、海外のFX業者のシステムを借りて、独自
運営をしている証券会社も増えました。これは、ホワイトラベルという
仕組みで、ゼロから証券会社を設立するよりは、遥かにコストが抑えら
れる為です。

ただ、実際には独自という事はなく、ほぼほぼ海外の会社と一緒という
のが現状だと思います。であれば、借りている分のコストがかかります
し、そもそも証券会社を作るほどの資金がないという事ですから、親会
社と比較した場合、会社の信用度は比べられませんよね。

それでも、岩井コスモ証券(GFTのシステム)、エイチエス証券(GFT
のシステム)のような日本国内で証券会社を運営しているところは、独
自のサービスを展開出来ると思いますが、株式や投資信託がメインで、
FX口座を提供していない会社が多いです。

勿論提供している会社もありますが、現状としては、FX口座のホワイト
ラベルは、本当に小さな会社で、資本金も掲載されてないほどの、どん
な会社か全くわからない業者が多いです。(私の友人も運営しているの
で、あまり批判はしたくありませんが・・汗)それらを考えると、海外
の会社に直接開設するというのが一般的ですよね。

少し、話が複雑で長くなりましたので話の途中になるのですが、この辺
りで〆ます。とにかく、覚えておいて頂きたい事は、会社の信用度はお
そらくは海外の方があると思います。

ただ、それを確認する術(英語であったり、各国の法律であったり)が
ないし、あっても面倒というのが現状だと思います。また、日本国内で
は、それなりに良い会社はあるけど、小さな会社も多く、中々その見分
けがつかないという事です。


② 約定率(スリッページ・滑る滑らない)

約定というのは、オーダーが決定するという事で、例えばドル円を1
00.000
円で買うという注文を出して、その価格で買った(約定した)と
いう事です。

何言っているの?と疑問を持つかもしれませんが、100.000円で買い注
文を出しても、100.000円で買えず、注文そのものがキャンセルになっ
てしまう(約定しなかった)という事が当たり前に起こります。

なので、しっかりとしたサーバーを用意してくれているFX会社なのか
は、もの凄く重要になります。①で会社の信用度という話をしましたが
、サーバーにお金をかけられない会社は、おのずと約定率も悪いです。

ただ、これはある程度は仕方のない話で、どうしても超大手の企業には
勝てないですし、サーバーも日進月歩で常に進化し続けています。どこ
よりも早く約定するように競い合ってますから、それに負けると、どう
しても約定出来ないのです。

その為、多くのFX会社では、始めからスリッページ(注文とは異なる価
格だけど、自分で決めた範囲内であれば約定して下さい)の有無とその
範囲を決められ、
100.000で買い注文したけど、100.010円で約定させ
るという事が、現状です。これがスリページの範囲で、おおよそ、
1pp~無制限まで決められます。

もう一度、具体的に例えると、スリッページの範囲を5ppsと設定した
場合、
100.000円で買い注文を出した場合、100.050円までは許容する
ので、そこまでに約定して下さいという事です。

ですから、100.010の時もあれば、100.030の時もあり、5pps内であれ
ば約定を優先し、注文のキャンセルはしませんという事です。

更に具体例をもう1つ出すと、スリッページを無制限にした場合のスト
ップでは、
100.000で損切り(損失を確定)すると設定していたにも関
わらず、相場が急に変動し、ストップが
99.500で約定した(50pps滑っ
た)という事も考えられます。

この場合、無制限に約定を何よりも優先するという事です。勿論、
100.000でストップにかかる事もあれば、99.9802pps滑った)で
ストップにっかることもあり、
99.500でかかるような事もあります。

ここでよく問題に上がるのが、スリップ(滑る)する事はある程度仕
方ないと理解できるのですが、自分にとって、有利な方(利益が出る
)は滑らず、不利な方(損失が増える)は滑るという業者が結構多い
事です。

具体的には、100.000円で買っていたものを、100.500円で決済しま
すという注文を出した場合、急な相場の変動があっても、しっかり
と滑らず100.500円で決済されているにもかかわらず、逆に99.800
ストップに対しては、99.7505pps
も滑り、余計な損失を出してし
まったという事が多くあります。

上記の事は多くのトレーダーが経験している事で、これらはサーバ
ーが弱いという説明はおかしいですよね?実際に、裁判にまで発展
したケースもあるくらいです。

では、なぜこのような事が起きるのか?というと、
それはノミ行為(※1をしているからです。日本のFX業者は
100%ノミ行為をしていると言われています。

私も実際にそう思っています。本当に腹立たしいです。

この問題が表に出て、最近は、不利な方向にのみ滑るというFX会社
は減りましたが、それでも体感は相当あります。それでも、約定し
ないよりは約定させないと、大きな損失が出てしまうので、約定を
優先させるしかありません。

納得はいきませんが、この世界では常識ですので、その辺りをしっ
かりと見る為にも約定率というのはとても重要になります。

 

③ 手数料(スプレッド・スワップポイント)

現在、多くのFX業者は手数料を0円にしています。ですから、手数料
という形ではなく、スプレッドやスワップポイントの中に手数料を入
れて、それらを実質の手数料としています。

ですから、単純にスプレッドは小さい方が、スワップポイントは多け
れば多いほど良いという事になります。

ただし、いくつか注意しなくてはいけない事があって、スワップポイ
ントは、プラスもあればマイナスもあるという事を話しました。です
から、多ければ多い程、金利の低い通貨を買っている時は、マイナス
も膨らむという事になります。

逆に金利の高い通貨を売っている時も同様ですね。なので、スワップ
ポイントが多ければ多い程良いとは一概には言えませんね。

そしてスプレッドですが、これは②で説明したスリップと、もの凄く
密接な関係にあります。

具体的には、表示されているスプレッドはとても小さいのですが、実
際に取引してみると、スリップして、無駄にスプレッドを取られてい
る事が多いのです。

これは特に日本国内のFX業者に多く見られ、ドル円のスプレッドが
0.3ppsと表示されていても、実際はスリップして毎回0.7pps取られて
いるという感じです。

ですから、②で説明した約定率とセットで考えないといけないという
事ですね。更に、米雇用統計やFRB議長の発言、ECB総裁の発言など、
相場を大きく変動させる指標時に、大きくスプレッドが開く事があり
ます。

これもある程度は許容しないといけないのですが、FX業者によっては
、ドル円のスプレッドが通常時0.3ppsに対して、指標時は20pps30
pps
も開く事があります。昔は50pps開くようなFX業者もありました。

さすがにこれらに対しユーザーは声を上げていますが、改善される事
はなく、50pps離れるようなFX業者は、クレームが殺到しているのか、
その対応として、注文そのものを受け付けないという対応をしている
FX業者もあります。

何度も言うように、これらは②で説明した約定率と密接に関係してい
て、どうしても、こうせざるおえない状況がFX業者にはあるわけです
(ノミ行為 ※1ですから、見た目のスプレッド等では中々判断
出来ないので、実際に使ってみないとわかりません。

どこを使えばいいのかを探しているのに、使ってみないとわかりませ
んでは、卵と鶏の話になってしまいます。しかし、これが現状で、多
くのトレーダーは、色々なFX業者の口座を開いて実際に試してみて、
自分にあったものを選択しているという事なのです。

それに比べて、海外は、スプレッドは広めですが、約定率が高いとい
う特徴があります。また、口座タイプもいくつか用意しているFX業者
もあり、例えば、1回の取引で1000円という感じに手数料を取ります。

その代わりに、スプレッドを小さくし、更に、スプレッドが広い口座
よりも約定率を高く設定しているFX業者もあります。ですから、スプ
レッドのみの口座と、取引毎に手数料を支払うものと、2種類のタイプ
から、どちらがいいのか、自分で決めなくてはいけません。

実際に私は、手数料を支払っても、そちらの口座を使っていました。
約定率がいいので、そちらの方が私にとってはストレスがなかったです
。ただ、それもトレードスタイルによるので、最終的には4つの判断基
準のバランスから決めるのが良いと思います。

④ サポート

サポートはとても重要です。目先の手数料などに惑わされて、サポー
トを軽視する人がいますが、しっかりと読んで、その重要性を理解し
て頂きたいです。

具体的に、私が考えるサポートとは、24時間、携帯からフリーダイ
ヤルで電話が出来るか?という事です。なぜそう思うかというと、
やはり始めたばかりの頃は、ちょっとした事がわからず、困る事と
いうのがあると思います。

例えば画面が固まってしまったとか、操作方法がわからないとか、
クリックしているのに反応がないとか、入出金方法だとか、確定申告
に必要な書類だとかもそうです。

ですから、それらを日本語で説明してくれる電話サポートはとても重
要だと思っています。更に、取引中のトラブルは、その場で解決しな
いと大きな損失を招く可能性があります。

とすれば、もしあなたが0時に取引をしていたら、24時間対応のFX
者でなければ質問すら出来ないのです。

営業時間が17時までとか、メール対応のみとか、チャットで対応しま
すとか、海外であれば英語での対応になるとか、様々なので、これら
のサポートで、本当に自分は取引に集中出来るのか、十分に検討する
必要があると思います。

また、国内のFX業者では、有名な経済アナリストをゲストに迎え、
相場解説を行ったり、
web動画で手法を教えたり、口座開設者のみに
向けてのサービスというのもあります。好きなアナリストがいるので
あれば、そういうのも調べてみると面白いでしょう。

そして最後に、海外のFX業者の入出金について説明させて頂きます。
これは、皆さんが考えているよりも、よっぽど複雑で面倒です。入金
はクレジットカードからも出来るので、それほど困らないでしょう。

しかし、出金が大変です。多くの会社は、入金額分はカードに出金出
来ますが、利益分は海外送金で送られて来るのが普通です。皆さんは
海外送金の経験ありますか?

最近、マイナンバーが導入され、より一層海外送金が厳しくなりまし
た。これは送金側だけではなく、受取り側も厳しくなりましたね。こ
の送られてきたお金はいったい何ですか?と毎回毎回銀行から電話が
かかってきます。

最近では、毎回支店に行かなくては行けないという話も耳にしていま
す。更に送金手数料が高かったり、自分の銀行口座に着金するまでに
2週間かかったりと、とにかく面倒です。最近では、色々な方法があ
り、進化しているようですが、それらを覚えるのも一苦労。電話サポ
ートがなければ、何かトラブルが起きた時に、また困ってしまいます
ね。

皆さんは、大きな利益を上げる予定なわけですから、この問題は避け
て通れません。覚えてしまえば簡単と、それこそ簡単に言いますが、
それらを誰が教えてくれるのですか?英語のメールで質問を続けます
か?
そういう事を是非理解しておいてください。

まとめ

ここまで4つの判断基準というのを説明してきました。始めに書いた
ように、どこの
FX業者を選んでも一長一短あり、1つに決めるのは、
正直とても難しいです。

色々使ってみて、自分にあう会社を選ぶというのが、正解なのです
が、それにしても、まずは、どこから使えばいいのか?という事に
なるでしょう。

結局どこがいいのですか?

という質問をよく受けます。これが、ユーザーの本音なのではない
かと思っています。

私は、こう質問をしてきた方にお勧めしているのは、やはり④のサ
ポートを重視するといいよと答えています。そもそも、この記事を
読んでいる方や、そういう質問をしてきた方は、初心者になると思
います。

取引前の準備で手間取ってしまったり、取引とは関係ない事でつま
ずくという方が本当に多いのです。

ですから、日本語で24時間、携帯からフリーダイヤルで色々聞ける
窓口があるというのは、とても心強いのではないでしょうか。取引
手法は教えてくれませんが、入出金方法や、
MT4の使い方、注文の
仕方やトラブルの解決方法など、丁寧に教えてくれます。

そこで、基本的な事を知れば、後は英語がわからなくても、海外の
FX業者でなんとかやっていけます。それまでは、日本国内のFX
者を検討するのが良いのではないでしょうか。

 

1 ノミ行為

呑み行為とは、非正規の同元を営む事で、競馬で言えば、正規の胴
元はJRAになりますが、非正規で(自分で)胴元を営み、友人に頼
まれた馬券を買わず、本当に予想が的中したら自腹で払い出しをす
るが、的中しなければ、そのまま掛け金を懐に入れるという事です

ですから、FX業者で言うと、顧客が注文を入れても、直接インタ
ーバンク市場に繋がず、FX業者でその注文を受けます。そして、
顧客が勝てば自腹で払い出し、負ければその金額がFX業者に入る
という仕組みです。

ですから、顧客が負ければ負けるほどFX業者が儲かる為、約定力が
低く、スリップしやすい状態を作り、顧客が負けやすくしているわ
けです。

実際に、FX会社を営む際には2つのビジネスモデルがある事からも、
それはハッキリとしていて、A-bookB-bookとして分かれています

A-bookとは
A-bookは一般的には電子取引所取引(ECN)を利用していて、そこ

に集まるトレーダーの相対取引により売買が出来る仕組みで、顧客
の全ての注文は実際の市場へ流されます。その為、各FX業者は、マ
ークアップしたスプレッドからのみ利益を得ますので、顧客とFX
者との間に利害関係がないのが特徴です。

B-book
顧客の注文は実際の市場へは一切送られずに、顧客とFX業者との間

で取引を行っていることになります。その為、顧客が負ければ負ける
だけ、利益になるというのが特徴です。

どうしてこのような仕組みを取るのかというと、FX市場では80%以
上の顧客が損失を出す事が統計でわかっています。更に、取引最初の
1ヶ月で平均10%以上の損失を出すというデータがあるので、その損
失を自分の利益に出来るというビジネスモデルという事です。

日本国内のFX業者は、B-bookという事になりますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です