通貨ペアの仕組みを知ろう

FXを始めたばかりの人にFXを教える時、凄くストレスを感じるのが
、言葉を知らない事です。ですから、一生懸命説明しようとしても、
言葉の説明をしなくてはいけなくて、本題に入れなかったり、説明が
上手く出来なかったりします。

勿論、その様な状態では理解も出来ないでしょう。

例えば、メロンとスイカとグレープフルーツがあるとして、どの果物
が一番甘いですか?と言われた時に、果物の名前を知っていれば、と
ても簡単です。そしてその後も、どうして甘いかなど説明が出来ます

でも、果物の名前を知らなかったどうでしょうか?

緑色で表面に模様が入っていて・・・、黄色の果物よりは大きくて・
・・となります。そして、ようやくそれがメロンとなり、それが、ど
うしてスイカよりも甘いかを説明する時に、今度はスイカの特徴を言
いながら説明をしなくてはいけません。

これでは、説明している方も、説明を受けている方もわからなくなっ
てきてしまいます。

ですから、しっかりと言葉を覚える事は、FXを勉強していく上でとて
も大切な事です。今回話をする、通貨ペアに限らず言える事なので、
しっかりと言葉を覚えていきましょう。

各国の通貨を知ろう!

日本の通貨は「円-JPY」なのは皆さん知っていますね。 アメリカは
「ドル-USD」、イギリスは「ポンド-GBP」という様に国にはそれぞ
れ通貨があります。

そして、その通貨の中でも、世界的にメジャーなものと、そうでない
もの、いわゆる、メジャー通貨とマイナー通貨があります。そこから
説明をしていきますね。

ちなみに、各通貨には通貨コードと言って、アルファベット3文字で
構成された国際規格(表示方法)があります。例えば、円で言えば、
JPYと表記し、米ドルはUSDです。この通貨コードもしっかりと覚え
なくてはいけませんので、読み方と同時に覚えて下さい。

メジャー通貨とは、USD(米ドル)、EUR(ユーロ)、GBP(ポン
ド)、CHF(スイスフラン)、JPY(円)の5通貨の事ですが、そも
そもメジャー通貨とは、取引量の多い通貨という意味ですので、近年
ではAUD(オーストラリアドル)、NZD(ニュージーランドドル)、
CAD(カナダドル)を入れた8大通貨をメジャー通貨とするのが一般
的です。

そしてマイナー通貨とは、それ以外という事になります。ここで気に
なるのが中国の元ですが、中国の元は、変動相場制ではない為、一般
投資家では取引は活発ではありません。その為、除外しています。

マイナー通貨で覚えておいた方がいい通貨コードは、ZAR(南アフリ
カランド)くらいです。私はスワップポントを狙って取引をしません
ので関係ありませんが、高金利通貨の代表がこのZAR(南アフリカラ
ンド、通称ランド)ですね。

その他、海外に行く方等はご存知だと思いますが、SGD(シンガポー
ルドル)、HKD(ホンコンドル)くらいは、社会人として知っていて
もいいかなと思います。

先程通貨コードという話をしましたが、これは、ユナイテッドステイ
ツドルでUSD、グレートブリテッシュポンドでGBPという具合に、始
めの2つのアルファベットが国を指し、最後のアルファベットが通貨を
意味しています。なので、ジャパニーズ・イェンでJPYとなるのです。

そして読み方は、先程から書いてある通りなのですが、通常、ドルと
言ったら、米ドルの事を意味しますので注意して下さい。また、業界
用語的な言い方が各通貨あり、通貨にはそれぞれニックネームがつい
ています。

国際的なニックネームもあれば、おそらく日本国内だけだろうと思わ
れるものもあります。よく出てくるニックネームを記載しますので、
是非覚えて下さい。

CHF(スイスフラン)は、スイシィーとか、スイスとか、フランとか
、ハイジなどがあります。

AUD(オーストラリアドル)は、オージーとか、コアラと言います。
ですから、コアラが木から落ちたと言ったら、業界ではAUDが下が
ったという意味です。

NZD(ニュージランドドル)は、ニュージーとか、キウイと言いま
す。キウイはニュージランドの国鳥の事で、フルーツのキウイは、
その姿・形がその鳥に似ているという事から、キウイと名前がつき
ました。

キウイというのは、ニュージランドの事を意味するので、ニュージ
ランド人の事をキウイ人と言ったりもします。

CAN(カナダドル)は、キャンディーとか、カナダと言います。

その他、USDはバック、GBPはケーブルなど、ニックネームはあり
ますが、ほとんど使われないので、これらは覚えなくて良いでしょう

次に、通貨ペアとは?

取引する銘柄の事で、株で言えば、TOYOTA株とか、NTT株とか、そ
ういう意味です。FXは通貨の交換という事ですから、必ずペアになり
ます。

ですから、銘柄というよりは、通貨ペアというのが正しいです。でも
、銘柄とか普通に言いますので、深く考えずに柔軟に覚えて下さい。

そして、この通貨ペアには、並び順が決まっています

EUR>GBP>AUD>USD>CHF>JPYと各国の強さがそのまま並び
順になっていると私は解釈しています。

例えば、EUR/JPY(ユーロ円)、GBP/JPY(ポンド円)の様に、円
は必ず後ろに来ます。GBP/USD(ポンドル)、USD/CHF(ドルフラ
ン)の様に、ドルは後ろにも先にも来たりします。AUD/USD(オー
ジードル・コアラドル)、EUR/AUD(ユーロオージー)の様に、オ
ージーも先に来たり後ろに来たりです。

各国の強さがそのまま並び順になっていると解釈している理由は、元
々第二次大戦まではずっとイギリスが世界一でした。そしてユーロに
イギリスも入る予定でしたから、GBPよりEURは前に、AUDはイギリ
スの植民地でしたから、GBPよりは後ろでアメリカよりも前に、極東
と言われ、世界の一番端と言われる日本は、一番後ろになっているの
かなと思っています。

正確には、戦後の話し合いで決まったそうですが、大方、私の解釈は
正しいのではないかな・・・。

そして、この通貨ペアは世界共通です。日本でもアメリカでも、必ず
USD/JPYとなります。そして、この意味は、1USDが○○JPYですよ、
という事です。

ですから、EUR/USDであれば、1EURが○○ドルですよ、という事にな
ります。しっかりと覚えて下さいね。例えば、USDJPYのレートが
120.0であれば、1ドル=120円という事。EURUSDのレートが1.234で
あれば、1ユーロ=1.234ドルという事。EURAUDのレートが1.499で
あれば、1ユーロ=1.499オーストラリアドルという事です。

 

なので・・・

 

今まで円高と聞くと、レートが下がっているのに円が高いってどうい
う事?と、不思議に感じたと思います。

これは、世界では、円が○○ですよ、という表示はないんです。あくま
でも、ドルが高いか安いか、なんですね。

ですから、レートが上がれば、ドルが高くなったので、円はその反対で
円安となり、レートが下がればドル安で、円は高くなるという事です。
そんな疑問も仕組みがわかれば簡単ですね。

 

取引する通貨ペア

株でいう銘柄選びです。これはとても重要ですよね。具体的な事は、
もう少し先に説明しますが、具体的に選ぶ前に、これらの通貨ペアの
中から選ぶのが、最も安全で、一般的ですよ、という話をしたいと思
います。

FXは相対取引と言って、必ず、買う人と売る人がセットになっていな
いと、取引が成立しません。ですから、USDJPYを買いたくても、売
ってくれる人がいないと買えないわけです。

現在、為替市場は、1日600兆円もの取引がありますから、売買が成立
しないという事は、まずないのですが、理論的な話をすると、売って
くれる人がいないと買えないという事になり、そして、売る時は、買
ってくれる人がいないと売れないという事になります。

すると、取引量が少ない通貨ペアでは、自由に取引が出来ない(取引
が成立しない)というリスクが生じます。ですから、マイナー通貨よ
りは、メジャー通貨を取引するというのが一般的です。

その為、各証券会社では、扱っている通貨ペアが異なっており、取引
量の多い通貨ペアは勿論、取引量が多くなるのではないかと思われる
通貨ペアをFX業者が検討してサービスを行っております。

具体的には、イギリスのFX業者であればGBPを多く取扱い、日本のF
X業者であればJPYを多く取扱っています。

ちなみに、取引量の多い通貨ペアを1位から順番に紹介すると、
EURUSD、USDJPY、GBPUSD、AUDUSDとなり、全てUSDが入り
ます。

これは、現在USDが世界の基軸通貨(※1)である為です。
ですから、この4つの通貨ペアで取引が成立しないなんて事は、まず
絶対にありませんので、私個人は、本当に良くこれらの通貨ペアを
取引しています。こういった通貨ペアはドルストレートと言い、
USDが必ず通貨ペアの中に入っています。

ですから、取引している銘柄(通貨ペア)はなんですか?

ドルストレートです。なんて返答でしたら、ドルをメインに取引し
ているという事になります。

また、クロス円(※2です。なんて返答でしたら、円をメインに
取引しているという事になります。

同じ様に、クロスポンドですとか、ポンドストレートです。なんて
返答でしたら、ポンドをメインにしているという事になります。

ただし、本来はストレートというのは、ドルの事を言いますので、
ポンドストレートとかユーロストレートという言い方は正しくあり
ません。

本来であればクロスユーロとかユーロクロス、クロスポンドとかポ
ンドクロスというのが正しい言い方ですが、トレーダー同士では、
ポンドストレートとかユーロストレートという言い方も一般的に浸
透しています。

話を戻すと、取引量の多い方がリスクは小さいという事から、ドル
ストレートを個人的には取引していますが、EURJPYやAUDJPYな
ども取引が成立しないなんて事はありませんので御安心下さい。

勿論、私もクロス通貨を取引しています。


まとめ

取引する通貨ペアは、取引量が多い通貨ペアを選択した方が、取引
が成立する為、よりリスクが小さい。

その為、5大通貨(ドル、ユーロ、円、ポンド、オージー)の組み合
わせによる通貨ペア、10種が最も一般的で、具体的には、EURGBP、EURAUD、EURUSD、EURJPY、GBPUSD、GBPAUD、GBPJPY、
AUDUSD、AUDJPY、USDJPYの10通貨ペアです。

 

※1基軸通貨

基軸通貨というのは、世界で基準・中心となる通貨の事で、決済通
貨と覚えて頂くといいと思います。現在、基軸通貨はドルで、世界
で一番信用のある通貨とも言えます。

決済通貨とはどういう事かというと、例えば、日本とイギリスで貿
易を行った際に、本来であれば、円かポンドで支払ったり、支払わ
れたりすると思いますよね?

でも実際は、ドルで支払いをして、おつりもドルです。このように
世界で基準となっている通貨がドルで、国際金融取引などでも基準
として採用されている通貨(ドル)を基軸通貨と呼びます。

※2クロス円

クロス円というよりは、クロス通貨として説明します。

クロス通貨とは、ドルストレート以外の全ての通貨という事。クロ
スレートと覚えるといいのですが、どういう事かというと、全ての
レートは、ドルを介して決まるという事です。

例えば、ドル円が100.000、ユーロドルが1.20000であればユーロ円
は120.000という事です。対ドルレート(ドルストレート)は決まっ
ていますので、それにより計算されたレートをクロスレートと言い
ます。

ですから、クロス円というのは、対ドル以外の対円の通貨ペアの事。
具体的には、EURJPY、GBPJPY、AUDJPYなどです。これと同様
に、クロスユーロと言ったら、対ユーロの通貨ペアの事です。

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